2017年池上分会研修旅行

2017年池上分会研修旅行

池上分会では2017年度研修旅行を11月19日(日)から20日(月)にかけて
伊豆旅行を実施致しました。
当日朝7時30分に蒲田駅東口に集合し、貸し切りバスにて新装なった
小田原城へ一路向い出発。
大改修がなされた小田原城は、美しい漆喰が青空に映えてそびえ立っており
同行案内人の説明の元に城内から天守閣へと見学を行いました。
その後、小田原名物・かまぼこの鈴廣の食堂で昼食を取った後、バスで
更に南下し熱海市内にある起雲閣へと移動。
起雲閣は大正8年に実業家の根津嘉一郎氏によって別荘として建てられたが
その後旅館として営業を行い、山本有三、志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治など
名だたる文豪たちに愛されたとの事である。
大正当時の面影が残る建築物や日本庭園を見学した後、宿泊地の稲取温泉へと
向いました。蒲田出発時8名だった参加者に途中から3名が合流し総勢11名が
稲取温泉いなとり荘での宿泊となりました。
太平洋を眼前に望むロケーションに立ち、湧き出すナトリウム塩化物泉の湯で
疲れを癒し、海鮮尽くしの夕食で宴会、その後は夜更け過ぎまで開催された
二次会で参加者は親睦を一層深める事となった。
翌朝は前夜の深酒の影響もあり、当初予定より遅れての出発となりましたが
まずは西伊豆松崎町に明治時代創建の国指定重要文化財 岩科学校 を見学。
次に同じ町内にある 漆喰となまこ壁の長八美術館 を見学した後は宇久須町の
漁師が経営する海産屋食堂で目を見張るような大きさの金目鯛の昼食を取った。
そして最後の見学地である中伊豆の江川邸(ここも国の重要文化財に指定)に
立寄りました。江川家の名前はあまり馴染み深くは無いが、江戸時代末期には
徳川家幕臣として代官職に任命され、ときの勝海舟や佐久間象山等がこの地で
江川氏の教えを請うたそうでした。
ここで二日目の予定も終了したところで我々一同は帰京の途についた。
天気にも恵まれ、大きな渋滞にも巻き込まれず、ほぼ順調に旅程をこなす事が
でき、旅行を通して分会員相互の親睦がより深まった日々を過ごせました。
今回参加できなかった分会員の皆様、来年も分会研修旅行が計画されており
より多くの参加をお待ちしております。

いなとり荘宴会集合写真1
いなとり荘宴会集合写真
岩科学校授業風景
岩科学校授業風景
岩科学校集合1
岩科学校集合